永久歯先天欠如10人に1人
こんにちは。
たかのす歯科クリニックのスタッフFです。
2011年11月に日本歯科小児学会が永久歯先天欠如に関するデータを公表しました。
永久歯が何らかの原因で作られず欠損する状態は「永久歯の先天欠如」と呼ばれ、国内では1~数本の永久歯が生えてこない子どもが10人に1人程度いるとみられるそうです。
・欠如の多い「側切歯」「第二小臼歯」
欠如は上顎より下顎に多く見られ特に下顎の第二小臼歯の欠如率(左側3.26%,右側2.84%)
が高いとのこと。
乳歯が残っている間は問題ないが、喪失後に欠損部を放置していると歯並びや噛み合わせが悪くなります。また顎の骨や咀嚼筋の発育にも影響し顔がゆがんでしまうことも。
先欠の原因はごく一部の患者で遺伝の関与が認められている以外は解明されていない。
原因が分からないから予防する術もない。
異常に気づいたら小児歯科や矯正歯科の専門医に相談しましょう。