乳児期~幼児期前半(0~3歳ごろ)のブラッシング
こんにちは。たかのす歯科クリニックスタッフMです。
小さいお子さんをお持ちの親御さんは、なかなかハブラシをさせてくれないお子様に、日々苦戦していることと思います。
お子様の年代に合わせた歯磨き習慣の形成ステップと、ハミガキ指導のポイントを考えてみましょう。
今回は乳児期~幼児期前半(0~3歳ごろ)のブラッシングについてです。
まずは、保護者に磨かれるのになれることと、少しずつ自分で磨くことを覚え、ハミガキを習慣化していくことが大切です。
最初は口の中を触れられたり、ハブラシの感覚に慣れる必要があります。
第一乳臼歯が生えてくるまでは、1日1回お子さんの機嫌のいいときに磨く習慣をつけましょう。
離乳食も終わり食べられる食品の種類も多くなると、ミュータンス菌の定着が起こりやすくなります。
1歳半頃からは、朝晩のハミガキを習慣化させたいものです。
糖分の多いおやつや飲み物に気を付けているのであれば、「しっかり磨くこと」より「磨く習慣をつけること」が重要です。
家族みんなでハミガキをするような場を設け、「自分だけ磨かれている」という抵抗感をかくし、「自分も磨こう」と言う意欲を育てることが大切です。